遠方に住むご家族からのご相談
こんにちは。宮城アンビュランスです。
先日夜間、遠方にお住まいのご家族から、こんなご相談をいただきました。
「実家にいる父が、尿が出ず苦しそうなんです…」
患者様は、過去に背骨を骨折された影響で下半身に麻痺があり
日頃からご自身で管を使って排尿を行っている方でした。
すぐに現場へ向かうと、明らかな苦痛の訴えはないものの
おしっこが出せない状態でした。
ご家族もその状態をよく理解されており
仙台市内のかかりつけの病院へ事前に連絡を取ってくださっていました。
その結果、「受け入れ可能」との返答も得られている状況でした。
民間救急としての判断
本来であれば、管を使って排尿を助ける処置が必要となる場面ですが、普段ご本人が使用している自己導尿用のカテーテルを紛失されており、ご自宅での対応ができない状況でした。
また、私たちは医療機関ではないため、その場で処置を行うことはできません。
そのため今回は、医療機関での対応が必要と判断し、ご本人・ご家族へ改めて状況をご説明のうえ
速やかに病院へ搬送しました。
事前の連絡が安心につながる
今回のように、ご家族があらかじめ医療機関へ連絡し、
受け入れの確認ができているケースでは、搬送も非常にスムーズに進みます。
「どこに行けばいいのか分からない」という不安がないだけでも、
ご本人・ご家族双方の負担は大きく軽減されます。
私たちができること
民間救急は「その場で処置をする」のではなく、 必要な医療へつなぐための存在です。 離れて暮らすご家族に代わって現場を確認し、 その方にとって最善の選択をご提案します。
「救急車を呼ぶべきか?」迷った時は
観光中や旅先での体調不良は、誰しもが不安になるものです。
「119番を呼ぶほどではないかもしれない、でも自分たちだけではどうにもできない……」
そんなときは、まず自治体が案内している #7119への相談も一つの選択肢です。
専門の相談員が症状をもとに、救急車が必要かどうか、受診の目安などを案内してくれます。
そのうえで、緊急性が高い場合は119番へ。
緊急性が低いが移動が困難な場合には、私たち宮城アンビュランスがお手伝いいたします。
慣れない土地での「もしも」の時、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、一件一件の不安に寄り添い、確かな技術で地域の安心を支えてまいります。
